赤ちゃんの防災の備えは大人と全く異なります。
また成長に応じて備えておくものも変わっていきます。
災害時でも赤ちゃんがいつも通り過ごせるように、赤ちゃんの防災への備えをチェックしておきましょう!
1.災害のリスクを知っておく
まずは自宅が災害にあうリスクを知っておきましょう。
ハザードマップを確認すると、どのくらい災害にあいやすいかが分かります。
ハザードマップとは洪水、津波、土砂災害などが起きる可能性がある場所や避難場所を確認できるマップのことです。
以下のようなサイトで確認することができます。
みんなも自分の地域のハザードマップを調べてみてね!
2.避難行動を確認しておく
どのような災害の時に、どのような避難行動を取るか事前に考えておきましょう。
避難というと、避難所に移動することを思い浮かべますが、避難所に行くことだけが避難ではありません。
避難所に向かうことで逆に命の危険にさらされる可能性もあります。
避難行動とは命の安全を確保することです。
例えば、家の2階に移動する、高台へ移動する等です。
例として以下に新潟市の避難所・避難場所一覧のリンクを貼っておきます。
3.自宅に備える
災害によりライフラインがストップした時のことを考え、備えておくと安心です。
こちらは日本赤十字社のホームページで紹介されている持ち出し品・備蓄品のリストです。
他にも各都道府県のホームページなどでも紹介されているので是非チェックしてみてください。
最近では必要な持ち出し品をリュックなどにまとめて販売されているものもあります。
ちなみに私は、大人2人分をまとめてくれているこれを購入しました。
4.赤ちゃんの備え
赤ちゃんに必要な備えリスト
✔缶ミルク | ✔オムツ |
✔️スティックタイプやキューブタイプのミルク | ✔おしりふき |
✔哺乳瓶 | ✔ゴミ袋 |
✔️哺乳瓶の除菌剤 | ✔着替え |
✔紙コップ | ✔️ガーゼやタオル |
✔調乳用の水 | ✔バスタオル |
✔離乳食 | ✔おもちゃ |
✔離乳食用のスプーン・フォーク | ✔母子手帳・保険証 |
✔授乳ケープ | ✔️除菌ウェットシート |
✔抱っこ紐 | ✔使い捨てカイロ |
最低3日分は用意しよう!
缶タイプのミルクはこちらがおススメ!
缶タイプは賞味期限が長いので備蓄にピッタリ。
アタッチメントがあれば缶に直接乳首を装着して飲ませられる。
ただ、持ち運びにはかさばる&重い。
キューブタイプのミルクはこちらがおススメ!
キューブタイプは飲用する量を調整しながら調乳することができる。
缶タイプと比べて持ち運びに便利。
調乳するのにお湯が必要。
災害時用授乳カップ
哺乳瓶がない時にはカップフィーディングという飲ませ方で飲ませると良いです。
乳首を使用せず、コップで飲ませるやり方です。
災害時用授乳カップというものも販売されています。
注意!
- 水でミルクで作るのは×
- 70℃以上のお湯で調乳しましょう
- 消毒していない哺乳瓶を使用するのはやめましょう
備える物品は赤ちゃんの月齢やご家庭の状況に応じて追加してください。
こちらのリンク↓に月齢別で必要なものがリストアップされているので参考にしてみてください。
赤ちゃん専用の防災セットを一から揃えるのは大変!という方はこんな商品も販売されていますので是非チェックしてみてください。
5.災害時の授乳
いつも通りできると一番良いです。
いつも母乳なら母乳を、ミルクならミルクをあげましょう。
母乳はストレスなどで一時的に出にくくなることがありますが、あげ続けることで回復していきます。
母乳には感染症のリスクを減らし、おっぱいを吸うことで安心感を与えます。
災害時でも少しでも赤ちゃんが安心できる環境を作れるよう日頃から備えよう!
コメント